これは本当に全ての人に読んでもらいたいくらいの本。
「なんとなく生きづらさを感じている」とか「不安感がぬぐえない」、「休みの日にゆっくり休めない」など感じている方は自分でも気づかないうちに自分を抑圧している可能性があります。
加藤諦三さんの本はたくさん出ていますが、この本は恐らく多くの人の助けになると思います。それぐらい現代社会を生きる方に当てはまる本です。
私も自意識過剰になり、どこにいても休めないような、そんな錯覚を覚えて生きていましたが、この本を読んで「他人はあなたを見ているようなことはない」という言葉でハッとなりました。
誰も別に見られているわけではないのに勝手に思い込んで、勝手に沈んでいく。
「どこにも安心できる場所はない」なんてことを勝手に思い込んだりする。
それは自分が自分を抑圧しているからであって、根本的な原因は”自分自身”にある。
そこに気付くこと。気づいて改善しようとする姿勢が必要です。
読書は本当に大切なことだと思います。別に自己啓発書を読め!なんて言いません。
漫画でも小説でも、あなたの糧になる本はたくさんあります。
動画を見る、ゲームをするのほかに「読書をしてみる」を追加してみてはいかがでしょうか?
上に書いたように活字が苦手な人は漫画から入りましょう。徐々に慣れていけばいいのです。
この本も今から18年前に書かれたものですが、自分に気付くことができるのに年月なんて関係ありません。読書はちょっとしたタイムトラベルなんです。
こんな昔から書かれていたことが、今の自分に役に立つ、励みになる。
お勧めしておきます。