「真面目に生きる」とは聞こえがいいが、非常にしんどいのである。
みんなストレスを”外的要因”だと思っているが、ストレスと判断するかどうかは”あなた自身”なのである。
確かに周りから何か嫌なことを言われて落ち込んだりする。その時にストレスになるわけだが、そのことをいつまでも引きずるからストレスになる。
自分の中での解釈を変えればいいだけの問題で、何も悪い方向にだけ考えなくていいのだ。
嫌なことを言ってくる奴を意識してしまうからつらくなる。別に自分の人生にとって居ても居なくても変わらないんだから、特別意識するようなことはしなくてよい。
「路傍の石が何か言っていた」くらいの感覚で大丈夫。さっさと忘れてしまうに限る。
上司から何か言われて悩んだりする。でもその上司は確実に自分より早く死ぬことを忘れてはならない。人間はどうせみんな最後には死が待っている。いろいろと不平等な世界に生きているが、時間と死に関しては平等に訪れる。誰も逃れることはできない。
「どうせみんな最後には死ぬ」というのは自分にも当てはまることをお忘れなく。
笑って一生を過ごすか、泣いて苦言ばかりを言って人生を終わらせるか、どっちがいいかなんて言うまでもない。誰しも人生を謳歌したいと思っているのだ。
なら初めから笑っていればいい。誰もそれを拒んだりしない。その人の勝手である。
今を充実させるには、まずメンタルから鍛えていくに限る。
メンタルを鍛えるのに一番なのは「読書」である。何百年前に書かれた書物が、今の自分の人生を変えてくれる一手となりうる。読書はちょっとしたタイムトラベルなのだ。
昔の人が言っていたことが現代でも役に立つし、今の時代を予言していたかのような著者もいるくらいだ。
今は電子書籍でスマホに何百冊入れて持ち歩ける。ちょっとしたスキマ時間に読める時代。夜でも読めるぞ!(ただし視力が低下するが
私のお勧めの著者は「加藤諦三」さんである。たくさんの書籍を出しているが、どれも的を得た意見が書いてある。
Amazonの評価を見ると批判的なコメントも見かける。人を選ぶかもしれないが、合う人には合うと思う。
最近の人はすぐ批判をするが、それも時代なのかなと思う。
前に記事にしたが「普通じゃなくなった人」に対しての”アンチ”は一人が叩き出すと周りもそれに呼応して叩きはじめる。人間の集団心理はとても怖いなと思う。
最終的に「なんで叩いているのかわからないけど叩く」という状況に陥ってしまう。
当初の目的が分からなくなる。「だってみんなやってるから」とか言う。
アンチに共通するのは自尊心がない。自分の意見がない。他人の人生を歩んでいる。
他人のことばかり気にしているから、自分がおざなりになっている。
結果、酷く惨めな人生になっているのに気が付いていない。
もっと自分を見つめなおしたほうがいい。他人などそこまで気にしなくていいんだ。
自分が可愛いで全然いい。他人の人生を歩むぐらいなら、他人と関わらないほうが幸せだ。
これからは「自分のことを考える時間」作ってほしいと思う。
そして、どうすれば自分が満足するかを考えてみてほしい。
完璧な人など存在しない。誰もがどこか欠陥品で、それを隠しながら生きている。
その欠陥部分を笑って許せるか、自分はダメだと嘆くのか、それはこれからのあなた次第。