ブラック微糖

スッキリとしたコク、ちょっぴり甘い味わい

現代の「スローライフ」に疑問を感じる。親はいいんだが子供はどうなる?

テレビを見ていたら「自由にスローライフ!」的な特集が組まれていた。

自給自足で自由に生活をするというものだ。仕事を辞めて山奥で暮らしている。

旦那さんと奥さんと子供が居て、普通の家族なんだが、いつも思うのが「子供」存在だ。

旦那さんと奥さんは自給自足で生活することに納得してやっているんだろうが、そこで生まれた子供は何を思うんだろうか。

小さい頃は自分と両親と家と畑とかがあって、いわゆる「箱庭」で暮らしていることに疑問を持たないかもしれない。でも、子供が大きくなるにつれて自分の生活に疑問を持つようになるのではないか。

皆がしていることをしていないと不安になるものだ。人は無意識に人の真似をして生きている。

親は子供のために資産を稼ぐ。自分が働いている姿を見せて、こうやって生きていくんだよっていう指標とならなければならない。

子供は親の真似をしながら成長する。今の虐待が多いのも、子供のころに親から同じような扱いをされたからではないかと邪推してしまう。

学校はどうするんだろう?そもそも子供を保育園から大学卒業までおよそ2000万円かかる試算がある。今の学校は”いじめ”が壮絶な現状もあり、学校に行かなくてもいいという著名人もたくさんいる。

だが、日本は学歴社会の風潮が蔓延っているし、著名人が言うほど簡単ではない。

「学校に行かなくてもいい」という著名人は総じて学歴が高い。

「自分のときは必要だったが、今は行かなくてもいい」というニュアンスなんだろうが、学校に通ってないという理由で変人扱いされるのがザラだろう。

他にも自分がプロデューサーになり、子供をYouTuberに仕立て上げる親。

一発当たれば大きいぞ!とか考えているのかもしれないが、大人になったときに子供は何を思うだろう。YouTuberの場合は人格を否定される”人間BAN”が待ち構えている。

どこかで働きたいと思っても、過去の自分がしたことが理由で、どこにも就職できない状態。

それが人間BANである。人として生きるのが難しくなるリスクがあるし、学校に行ったら悪目立ちしてしまうのではないかと危惧してしまう。

有名になること=幸せになれる というわけではない。事実、人気YouTuberは信者もいるが大量のアンチも抱えながら配信しているのだ。

そこで心が折れてしまわないか。自分が世界からつまはじきにされるような感覚にならないか。毎日送られてくる罵詈雑言に耐えられるのか。人として見てもらえないことに悔しさ覚えないか。そこで負けない意地はあるのか。

姿形を変えていても、いずれは身バレする。今の世の中に匿名性などないに等しい。

YouTubeで稼いでいる人は一握りだ。めちゃくちゃ稼いでいるか、全然稼げないかの差がひどい。まるで今の日本の貧富の差を表しているようだ。

「将来の夢がYouTuber」というランキングを見て絶望を感じてしまった。

あの人たちはどんな思いで笑顔見せているのか知らないんだろう。その人の側面しか見えてない。それは理解していることにならない。

それはYouTuberだけではなく、アイドルだって声優だってお笑い芸人だって歌手だって料理研究家だってバイオリニストだってオリンピック選手だって同じ。

有名になったことで”普通”から外れてしまった人たちだ。良い意味でも悪い意味でも普通ではない。そうなったとき、どう受け止めるかはあなた次第だ。

自分の人生が嫌になっても普通にはもう戻れない。後には引けない。進むしかない。

普通じゃなくなったとき、普通のありがたみを知る。何の個性もなかった時が幸せだったと、その時になって思う。

だから生きることに無理しすぎなくていい。焦る必要もない。あなたは頑張っている。

周りに合わせて疲弊するのは人生を損していると言わざるを得ない。

スローライフとは人生を楽しみ、生活の質を高めることを意味する。

今の生き方で人生を楽しんで、質を高める努力をすればいい。いきなり「自給自足で生活するんだ!」なんてならなくていい。それはあまりにも極端な例だ。

自分ができる範囲で構わない。普段の生活をちょっと変えてあげるだけでいい。

もしくは考え方をもっとシンプルにすることでもいい。意識が変われば生活も自然と変わっていく。

その時その時の一瞬を充実させられるような人生が理想。今を生きる←これ大事